フリーランスが稼ぐためのコツは、複数の案件を掛け持ちすることです。会社員時代であれば、まかされた仕事をこなしていれば問題ありませんが、フリーランスに転身すると掛け持ちをしないと収入が不安定になりがちです。ひとつの取引先からの仕事で十分な収入を得ることができていても、その状態がずっと続くとは限りません。突発的にプロジェクトが中止になったり、仕事が激減したりするケースはめずらしくないのです。

案件掛け持ちは収入が不安定化するのを防ぎ、生活の安定につながります。そこで無理なく案件掛け持ちをするコツですが、まずは自分の自由時間を確保することが大切です。食事や家事、入浴などの時間をそがれてしまうようでは問題があります。プライベートの時間がまったくない、週に一日も休めない、といった状況も健全ではありません。

さらに適切な時間管理が必要になります。フリーランスになると、働く日数や時間を好きに決められますが、それがサボりぐせを招く要因になるケースがあります。時間管理を徹底するためには、時間管理のスケジュール表を作成しておくのが基本です。会社員時代であれば起床時間が明確に決まっていた人が多いでしょう。会社員にとって遅刻は厳禁ですから、否応なしに起床時間は定めなくてはいけません。

同様にフリーランスの場合も、起床時間を明確にしておけば一日のスケジュール設定が楽になり、生活習慣を整えたり作業時間を増やしたりすることにつながります。そうした時間管理が複数の案件を抱えている場合に非常に重要となり、フリーランス生活にメリハリを持たせるためにも、しっかり時間をコントロールできる仕事術を身につけることが大切と言えるでしょう。